December 31, 2010




今年最後の曲

Hello Goodbye by The Beatles

この曲をまともに聞いたのはFELEMに向かう2年半前の朝だった
何度もどこかで聞いたであろうこの曲
あの日の朝 高速を走る車の中で TVから流れた
この歌詞がものすごく胸に響いた
Popなメロディで簡単な単語が羅列されるだけ
だけどその中に
男と女の性というのか
そんなものを感じた

半年前、彼の好きな画家”鴨居玲”の個展を一人で見に行く途中
ラジオで高橋幸宏が言った”ビートルズの中でこの曲が一番好きだ”と
なんでこんな単純な曲が?って昔の私ならそう思ったかもしれない

そして、一生をかけて愛すると思った彼から逃げ出した私は 
今、この曲を聞くと前よりももっと切なくなるの

8ヶ月前には
河口湖畔の美術館で
”鴨居玲”の個展を二人で見に行ったんだった
遠い昔のことのよう

そしてあの事件の日の朝
携帯が鳴った

二人で過ごしたあの家に戻ったのだろうか

そう二人で過ごした家
それは
15年を遥かに超える年月を過ごした部屋を彼に渡し

そして私はそこを出た
今は見慣れない町に住んでいる


















even tho

I'm still living














cold turkey lennon john





彼のラフボイスはこの歌に合っていた
そしてコールドターキーがどんなものか説明してくれる
あの時私にはよくわからなかった
ドラッグに興味がないから
そして彼はまたしゃがれ声でこのコールドターキーを歌い出す

thirty six hours
rolling in pain
praying to someone
free me again
Oh I'll be a good boy
Please make me well I promise you anything
Get me out of this hell
Cold turkey has got me on the run
Oh, oh, oh, oh


だけど今なら
コールドターキーを別の意味で感じることができるよ

だってこの半年間
私の心と体痛み続けてるし
ねぇ神様いい子になるから
この地獄から
私を連れ出してって
想い続けたよ