February 20, 2010

Nothin' in life is free especially not me


イサムに ”東京アンダーワールド” という本を借りて読み始めた

ニューヨークイーストハーレム出身 元GI ”ニコラ•ザペッティ” を通して

戦後の東京の姿を綴っている 勿論裏社会の姿

その中には ”児玉誉士夫” も出てくる それに "ヤクザ” ”力道山” ”戦後の米兵” ”米軍基地” ”パンパン”
etcetcetc

子供の頃にオヤジがおもしろ可笑しく話してくれた ”戦後の東京のこと”とこの本の内容が重なる
(その当時はオヤジ話半分で聞いていたんだけどさ)

”米軍人” ”六本木にある米軍施設の山王ホテル” ”パンパン(米軍人相手の売春婦)”

それらは米軍基地の近くで育ったワタシにとって どこか自分自身にも重なるものがある

まだ数ページしか読んでいないけど。。。。。。またオヤジの話がしたくなった

家に帰って早速、母親にオヤジのことを聞いた だけどあまり覚えていないような 顔してる

ワタシが興奮気味に質問しているのと裏腹に シラーーーっとテレビを見ている

突然

”あぁそういえば安藤昇と気が合ってよく遊んでたらしいわよ”

”誰?”

”安藤昇ってヤクザだったけどヤクザスタイルが嫌いですごくオシャレで、だからお父さんと服の話で意気投合したんだって”

http://www5a.biglobe.ne.jp/~soulp/ando.htm

ー安藤組は、従来の暴力団とは異なるファッショナブルなスタイル(背広の着用を推奨し、刺青・指詰めを厳禁した等)で
当時の若者の絶大な支持を集めた。最盛期には500人以上の構成員が在籍し。。。。。ー

おしゃれなヤクザって?!って思うかもしれないし、オヤジが安藤と友達?!って 

でもそれってありうる 安藤の写真を見るとオヤジに似てる スタイル、なんだか顔までも 

顔は似てないか。。。。。

”知り合いなの?ホントに?口ばっかりじゃないの?” と母親に言いつつ

ー現在は、渋谷に拠点を持つ右翼団体「日本民族連合」(住吉会住吉一家石井会系)の相談役でもあるー

”石井会?ちょっと待って!石井ってこの葉書の人じゃない?石井の住所渋谷だし!安藤昇、お父さんのこと覚えてるかな?”

”覚えてるんじゃないの”

安藤昇、生きているうちに会いたい

最近、会いたいと思う人達がそろそろ旅立つ歳になりつつあって ストレートに言うと ”死ぬ前”に彼らに会いに行かなければ!と焦る思い

コンタクト取れるのだろうか。。。。。。。続く

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思うこと ずっと思ってたこと この先も思うこと

オヤジの言っていたことって多分本当なんだと思う 

そしてオヤジと一緒にいた奴らはうまいことやって名声や金を手に入れた

で、ウチのオヤジは? という思いに行き着く 

”何も残してないじゃん” 

それは子供の頃から思ってたこと 

決して言えなかったけど ずっと思ってた

今でも思うよ なんて不器用なんだろって 

そこがオヤジらしくていいじゃん なんて言うなよな

"Nothin' in life is free especially not me" なんだから
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4 comments:

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